2025年10月14日更新 - 道の駅「若狭おばま」アンケート詳細分析

分析期間: 2025年09月01日〜30日

1. アンケート回答数(前年比)

期間 今年 前年 変化率
2025-09(先月) 61 53 15.09%

📌 Report: アンケート回答数は前年同期比で+15.09%の増加となっています。回答者数の増加は来訪者の関心や認知拡大を示唆しており、観光施策や周知活動の効果が出ている可能性があります。

2. 都道府県 / 市町村上位30 / 年代 / 同行者の構成(前年比)

都道府県分布

都道府県 先月 前年 変化率
三重県 1 3 -66.67%
京都府 9 8 12.5%
兵庫県 2 6 -66.67%
北海道 0 1 -100.0%
埼玉県 3 1 200.0%
大阪府 8 4 100.0%
奈良県 1 0 N/A
富山県 1 1 0.0%
岐阜県 2 3 -33.33%
岡山県 2 1 100.0%
愛知県 6 4 50.0%
新潟県 1 0 N/A
東京都 0 1 -100.0%
沖縄県 0 1 -100.0%
滋賀県 5 2 150.0%
石川県 0 2 -100.0%
神奈川県 2 0 N/A
福井県 13 14 -7.14%
福岡県 0 0 N/A
茨城県 1 0 N/A
長崎県 0 0 N/A
長野県 1 0 N/A
静岡県 1 1 0.0%
香川県 2 0 N/A

市町村上位30

市町村 先月 前年 変化率
大津市 5 0 N/A
敦賀市 4 1 300.0%
京都市北区 3 0 N/A
小浜市 3 3 0.0%
高槻市 3 0 N/A
一宮市 2 1 100.0%
京都市伏見区 2 0 N/A
吉田郡 2 0 N/A
吹田市 2 0 N/A
坂井市 2 0 N/A
岐阜市 2 0 N/A
福井市 2 2 0.0%
行田市 2 0 N/A
三田市 1 0 N/A
亀岡市 1 0 N/A
京都市右京区 1 0 N/A
京都市山科区 1 0 N/A
京都市左京区 1 0 N/A
北名古屋市 1 0 N/A
名古屋市中村区 1 0 N/A
四日市市 1 0 N/A
坂出市 1 0 N/A
大阪市北区 1 0 N/A
奈良市 1 0 N/A
姫路市 1 0 N/A
安曇野市 1 0 N/A
寝屋川市 1 0 N/A
岡山市中区 1 0 N/A
岡山市北区 1 0 N/A
岡崎市 1 0 N/A

年代分布

年代 先月 前年 変化率
10代 1 0 N/A
20代 5 2 150.0%
30代 6 8 -25.0%
40代 14 17 -17.65%
50代 19 14 35.71%
60代 15 9 66.67%
70代 1 3 -66.67%

同行者分布

同行者 先月 前年 変化率
その他家族 5 1 400.0%
中学生以上連れの家族 2 2 0.0%
兄弟夫婦 0 0 N/A
友人 2 4 -50.0%
団体旅行 0 1 -100.0%
夫婦2人 27 29 -6.9%
夫婦と子供と妻の両親 0 0 N/A
小学生以下連れの家族 2 3 -33.33%
恋人 6 2 200.0%
職場の同僚 0 1 -100.0%
自分ひとり 11 9 22.22%
6 1 500.0%

📌 Report:

  • 都道府県では福井県内からの回答が最も多く(福井県 13→14で-7.14%)安定的な地元来訪層が存在します。一方、大阪府、京都府、愛知県、滋賀県など近畿・中部からの増加が顕著で、遠方(北海道・東京・沖縄)は減少が見られます。
  • 市町村では大津市や敦賀市など周辺府県の都市からの増加が目立ち、敦賀市は300%と顕著な伸びです。小浜市は横ばいで地域内の回遊が一定程度維持されています。
  • 年代では50代・60代の増加(50代 +35.71%、60代 +66.67%)が目立ち、30代・40代は減少しています。シニア層・中年層の来訪が増加している点は体験・商品訴求を調整する根拠となります。
  • 同行者では「夫婦2人」「自分ひとり」「親」「恋人」カテゴリの増加(特に親 500%、その他家族 400%)が顕著で、一方で友人や団体旅行は減少傾向です。個人や家族単位の利用が増えている点を踏まえたサービス設計が有効です。

3. 推奨度(NPS)分析(前年比)

3.1 NPS(推奨意向)スコア

当月先月昨年同期
22.9519.313.21

変化分析:

  • 先月比: +3.65ポイント
  • 昨年同期比: +9.74ポイント

📌 Report: NPSスコアは当月22.95で、先月から+3.65ポイント、昨年同期から+9.74ポイントの上昇となっています。スコアの継続的な上昇は、来訪者満足度や推奨意向の改善を示しており、施設やサービスの評価向上が反映されている可能性があります。

3.2 推奨者・中立者・批判者の内訳

カテゴリ 先月 前年 変化率
受動者(7–8点) 19 20 -5.0%
批判者(0–6点) 14 13 7.69%
推奨者(9–10点) 28 20 40.0%

📌 Report: 推奨者が先月28件(前年20件)で+40.0%と大きく増加し、NPS全体押上げの主因となっています。一方で批判者は若干増加(+7.69%)しており、改善が必要なポイントが存在します。受動者は微減しており、受動者の一部を推奨者に転換する施策が有効です。

4. 平均消費額(前年比)

項目 先月 前年 変化率
平均消費額(円) 2,885 2,773 4%

📌 Report: 平均消費額は前年同期比で+4%の増加となっており、土産・飲食等の消費が堅調です。消費単価向上の余地があり、付加価値商品の展開やセット販売などでさらに伸長が期待できます。

5. 推奨コメントに関する口コミ分析とマーケティング活用ポイント

  • 高評価コメントの傾向(要旨)

    • 海や蘇洞門めぐりなどの自然景観に対する満足、海の幸・鯖商品・サバサンド等の飲食・土産の美味しさや品揃えが高評価の主要因。
    • 施設の「新しさ」「おしゃれ感」「見やすさ」「センスの良い品揃え」が購買意欲を喚起している。
    • 観光案内・地域文化(鯖街道の歴史)等、地域性に基づく学びや体験も好評。
  • SNS施策案(実行例)

    • ハッシュタグ例: #若狭おばま #蘇洞門めぐり #若狭の海の幸 #鯖サンド を用いたUGC投稿促進キャンペーン。来訪者の写真投稿で割引クーポンを配布。
    • 動画コンテンツ: 蘇洞門めぐりやレストランの調理シーン、鯖商品の紹介を短尺で複数配信(リール/TikTok)。地域の「味」と「風景」を訴求。
    • インフルエンサー起用: 食やローカル体験を好むミドル層・シニア層にもリーチできるインフルエンサーを選定し、体験レポートを制作。
  • キャッチコピー案(短く訴求)

    • 「海と味と出会う、若狭おばま」
    • 「蘇洞門の絶景と地元の美味しさを一度に」
    • 「鯖のまちで、特別な一皿を」
  • Web・パンフレット訴求ポイント

    • トップで「蘇洞門めぐり」「海の幸」「鯖商品」を視覚的に強調し、来訪動機を明確化。
    • 「新しくておしゃれ」「品揃えが豊富」を訴求する画像とお客様の声を配置。
    • 体験型コンテンツ(収穫体験、食体験)や周辺観光(歴史スポット)への導線を設け、滞在延長を促進。
    • お土産の保存性や荷物の重さに関する情報(おすすめ持ち帰り法・配送サービス)を明示。

📌 Marketing Insight: 主要ターゲットは50〜60代の増加が顕著であるため、落ち着いた体験・食の魅力訴求が有効です。一方で20代・恋人層の増加も見られるため、SNS映えするビジュアル訴求やカップル向けサービス(写真スポット・デザートメニュー)も並行して実施すると幅広い層の集客につながります。地域資源(蘇洞門・鯖街道・地元食材)を軸に「体験」「食」「土産」の三本柱で情報発信を統一してください。

6. 不便さの理由・施設要望・福井県への提案

  • 不便な点(原データ)

    • 観光案内の方がいなかったこと。
    • 駅から遠いこと。
  • 施設要望(原データに基づく主な要望)

    • その場で抽選して何かもらえる仕組みが欲しい。
    • 土地のものが気軽に食べられる場所が欲しい。
    • 鯖サンド等の飲食提供の充実を評価する声がある(継続・拡充希望)。
    • 全体として「特に問題はない」「問題ない」との回答も複数あり。
  • 福井県への提案(原データ)

    • 収穫体験等の体験型施設を増やしてほしい。
    • 海鮮丼や越前おろし蕎麦など地元食の提供機会を増やしてほしい。
    • 歴史・文化を活かした観光資源(鯖街道、街並み)を保存・活用してほしい。
    • 新幹線延伸等の交通利便性向上による来訪促進効果を活かす施策。
    • 若者向けの意見を反映した取り組み、体験型・自然体験・登山・恐竜など多様なアクティビティの整備。
  • 改善施策(原データに基づく具体案)

    • 観光案内の強化: ピーク時の案内スタッフ配置または多言語対応のタッチパネル案内を設置し、案内不足を解消する。
    • 交通利便性の改善支援: 駅からのシャトルバスや周遊バスの運行、案内板強化で「駅から遠い」問題を緩和する。
    • 体験型メニューの導入: 収穫体験や調理体験、地元食材を使ったワークショップを定期開催し、家族やシニア層の満足度を高める。
    • インセンティブ施策: 施設内での抽選会や来訪スタンプラリーを導入してリピート促進と購買の動機付けを行う。
    • 土産購入の利便性向上: 日持ち・荷物の不安を解消するため、クール宅配や配送サービスを案内・拡充する。
    • 食の訴求強化: 海鮮丼や越前おろし蕎麦など地元の代表メニューを前面に出すフェアやセットメニューを企画する。

📌 Report: 指摘された不便点と要望は具体的かつ実行可能であり、案内強化・交通利便性改善・体験型コンテンツの拡充・購買支援(配送等)を実施することで来訪者満足度と消費額向上が期待できます。施設の強みである「海の幸」「鯖商品」「おしゃれな品揃え」を中心に、体験と利便性を組み合わせた施策を優先的に進めることを推奨します。

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