2025年10月14日更新 - かつやま恐竜の森アンケート詳細分析
分析期間: 2025年09月01日〜30日
1. アンケート回答数(前年比)
アンケート回答数(当月=2025-09)
| 指標 | 今年 | 前年 | 変化率 |
|---|---|---|---|
| 回答数(先月) | 253 | 28 | 803.57% |
📌 Report: 回答数は前年同期の28件から253件へ大幅増加し、803.57%の増加となっています。調査対象の認知・来訪が大幅に拡大したことを示しています。
2. 都道府県 / 市町村上位30 / 年代 / 同行者の構成(前年比)
都道府県分布
| 都道府県 | 今年 | 前年 | 変化率 |
|---|---|---|---|
| 三重県 | 7 | 0 | N/A |
| 京都府 | 10 | 2 | 400.0% |
| 佐賀県 | 0 | 0 | N/A |
| 兵庫県 | 11 | 2 | 450.0% |
| 北海道 | 1 | 0 | N/A |
| 千葉県 | 8 | 1 | 700.0% |
| 和歌山県 | 0 | 0 | N/A |
| 埼玉県 | 11 | 0 | N/A |
| 大阪府 | 51 | 3 | 1600.0% |
| 奈良県 | 10 | 0 | N/A |
| 宮城県 | 1 | 0 | N/A |
| 宮崎県 | 1 | 0 | N/A |
| 富山県 | 7 | 0 | N/A |
| 山形県 | 0 | 0 | N/A |
| 山梨県 | 2 | 0 | N/A |
| 岐阜県 | 10 | 1 | 900.0% |
| 岡山県 | 9 | 0 | N/A |
| 岩手県 | 0 | 0 | N/A |
| 島根県 | 0 | 0 | N/A |
| 広島県 | 2 | 0 | N/A |
| 徳島県 | 2 | 0 | N/A |
| 愛媛県 | 0 | 2 | -100.0% |
| 愛知県 | 34 | 3 | 1033.33% |
| 新潟県 | 1 | 0 | N/A |
| 東京都 | 26 | 2 | 1200.0% |
| 栃木県 | 2 | 0 | N/A |
| 滋賀県 | 6 | 1 | 500.0% |
| 熊本県 | 1 | 0 | N/A |
| 石川県 | 9 | 5 | 80.0% |
| 神奈川県 | 5 | 4 | 25.0% |
| 福井県 | 10 | 0 | N/A |
| 福岡県 | 1 | 0 | N/A |
| 福島県 | 1 | 0 | N/A |
| 群馬県 | 2 | 0 | N/A |
| 茨城県 | 1 | 0 | N/A |
| 長崎県 | 0 | 1 | -100.0% |
| 長野県 | 1 | 1 | 0.0% |
| 静岡県 | 5 | 0 | N/A |
| 香川県 | 5 | 0 | N/A |
| 高知県 | 0 | 0 | N/A |
| 鳥取県 | 0 | 0 | N/A |
| 鹿児島県 | 0 | 0 | N/A |
📌 Report: 大阪府、愛知県、東京都など都市圏からの来訪割合が大きく増加しており、特に大阪府が51件と突出しています。一方で県内(福井県)は10件で、遠方からの来訪が目立ちます。
市町村分布(TOP30)
| 市町村 | 今年 | 前年 | 変化率 |
|---|---|---|---|
| 吹田市 | 6 | 0 | N/A |
| 茨木市 | 5 | 0 | N/A |
| 大阪市北区 | 4 | 0 | N/A |
| 奈良市 | 4 | 0 | N/A |
| 富山市 | 4 | 0 | N/A |
| 能美市 | 4 | 2 | 100.0% |
| 金沢市 | 4 | 3 | 33.33% |
| 高槻市 | 4 | 0 | N/A |
| 京都市下京区 | 3 | 0 | N/A |
| 伊勢市 | 3 | 0 | N/A |
| 刈谷市 | 3 | 0 | N/A |
| 名古屋市東区 | 3 | 0 | N/A |
| 岐阜市 | 3 | 1 | 200.0% |
| 岡山市北区 | 3 | 0 | N/A |
| 川越市 | 3 | 0 | N/A |
| 敦賀市 | 3 | 0 | N/A |
| 松戸市 | 3 | 0 | N/A |
| 江戸川区 | 3 | 0 | N/A |
| 江東区 | 3 | 0 | N/A |
| 町田市 | 3 | 0 | N/A |
| 神戸市灘区 | 3 | 0 | N/A |
| 西宮市 | 3 | 0 | N/A |
| さいたま市浦和区 | 2 | 0 | N/A |
| 丸亀市 | 2 | 0 | N/A |
| 北葛城郡 | 2 | 0 | N/A |
| 千葉市若葉区 | 2 | 0 | N/A |
| 名古屋市千種区 | 2 | 0 | N/A |
| 名古屋市名東区 | 2 | 0 | N/A |
| 名古屋市天白区 | 2 | 0 | N/A |
| 名古屋市昭和区 | 2 | 0 | N/A |
📌 Report: TOP30を見ると、大阪・名古屋エリアを中心に複数の市区からの来訪が確認できます。敦賀市(福井県)もランクインしており、近隣市町村からの来訪も一定数あります。
年代分布
| 年代 | 今年 | 前年 | 変化率 |
|---|---|---|---|
| 10代 | 4 | 0 | N/A |
| 10歳未満 | 2 | 0 | N/A |
| 20代 | 41 | 2 | 1950.0% |
| 30代 | 70 | 9 | 677.78% |
| 40代 | 48 | 4 | 1100.0% |
| 50代 | 44 | 11 | 300.0% |
| 60代 | 35 | 1 | 3400.0% |
| 70代 | 7 | 1 | 600.0% |
| 80歳以上 | 2 | 0 | N/A |
📌 Report: 30代が最も多く70件、続いて20代41件、40代48件と働き盛り世代の増加が顕著です。全世代で前年から大幅増加しており、幅広い年齢層に訴求できていると読み取れます。
同行者分布
| 同行者 | 今年 | 前年 | 変化率 |
|---|---|---|---|
| その他 | 1 | 0 | N/A |
| その他家族 | 33 | 2 | 1550.0% |
| 両親と姉 | 1 | 0 | N/A |
| 中学生以上連れの家族 | 15 | 2 | 650.0% |
| 友人 | 15 | 1 | 1400.0% |
| 団体旅行 | 3 | 3 | 0.0% |
| 夫婦2人 | 48 | 5 | 860.0% |
| 妹家族、私の家族、親 | 0 | 0 | N/A |
| 子供と両親 | 0 | 0 | N/A |
| 学校関係(修学旅行・社会科見学等) | 3 | 0 | N/A |
| 孫家族と | 0 | 0 | N/A |
| 小学生以下連れの家族 | 67 | 12 | 458.33% |
| 従兄弟 | 1 | 0 | N/A |
| 恋人 | 16 | 1 | 1500.0% |
| 職場の同僚 | 5 | 1 | 400.0% |
| 自分ひとり | 28 | 0 | N/A |
| 親 | 17 | 1 | 1600.0% |
📌 Report: 小学生以下連れの家族が67件で最多、次いで夫婦2人48件、20代〜30代を含む若年層の友人や恋人同伴も増加しています。家族連れを主要ターゲットとした施策は効果が期待できる構成です。
3. 推奨度(NPS)分析(前年比)
3.1 NPS(推奨意向)スコア
| 当月 | 先月 | 昨年同期 |
|---|---|---|
| 39.53 | 48.34 | 14.29 |
変化分析:
- 先月比: -8.81ポイント
- 昨年同期比: +25.24ポイント
📌 Report: 当月のNPSは39.53で、先月の48.34から8.81ポイント低下していますが、昨年同期の14.29に比べて25.24ポイントの大幅増です。前年からの改善が顕著である一方、直近ではやや低下しており、短期的な要因(混雑・一部サービス評価のばらつき等)が影響した可能性が示唆されます。
3.2 推奨者・中立者・批判者の内訳
| 区分 | 今年 | 前年 | 変化率 |
|---|---|---|---|
| 受動者(7–8点) | 93 | 12 | 675.0% |
| 批判者(0–6点) | 30 | 6 | 400.0% |
| 推奨者(9–10点) | 130 | 10 | 1200.0% |
📌 Report: 推奨者は130件(前年10件)と大幅増で、推奨意向の母数が増えたことがNPSの前年同期比向上に寄与しています。一方で受動者93件、批判者30件も増えており、推奨の裾野拡大と同時に批判者の増加が見られるため、批判要因の把握と改善が必要です。
4. 平均消費額(前年比)
平均消費額
| 指標 | 今年 | 前年 | 変化率 |
|---|---|---|---|
| 平均消費額(先月) | 5,063 | 2,750 | 84% |
📌 Report: 平均消費額は5,063円で前年の2,750円から84%増加しています。来訪者の消費単価が上昇しており、土産・飲食・体験等での支出増が寄与していると考えられます。
5. 推奨コメントに関する口コミ分析とマーケティング活用ポイント
-
高評価コメントの傾向
- 「恐竜博物館」「展示物の充実度」「とても見応えのある展示」「学習」「体験ができる」等、展示の質と学習・体験要素を評価するコメントが多い。
- 「施設がきれい」「説明書きが丁寧」「スタッフが親切」「発掘体験」「館内の観覧順路がわかりやすい」といった運営面・接客面への高評価が散見される。
- 子連れ向けの配慮(モニュメント、動く模型、映像、3面ダイナシアターなど)に対する好意的な反応が多い。
-
SNS施策案
- 体験型コンテンツ(発掘体験、動く模型、ダイナシアター)の短尺動画を中心にInstagram/Reels・TikTokで配信し、親子層と若年層の関心を喚起する。
- 来館者の「発掘体験」「ぬいぐるみ購入」「見応えある化石」の写真投稿を促すハッシュタグキャンペーンを実施し、UGCを活用して遠方の潜在来訪者へ訴求する。
- 「 何泊かして回る価値がある」点を訴求する複数日滞在を想定したプラン(宿泊+博物館+地元飲食)を紹介するコンテンツを制作する。
-
キャッチコピー案
- 「本物の恐竜に、会いに行こう — 体験と学びの博物館」
- 「家族で発見。かつやま恐竜の森で、一日では足りないほどの感動を」
- 「見て、触れて、学べる。福井でしか味わえない恐竜体験」
-
Web・パンフレット訴求ポイント
- 体験メニュー(発掘体験、ダイナシアター等)をトップで訴求し、年齢別おすすめコース(小学生連れ向け/夫婦向け/若年カップル向け)を明示する。
- アクセス情報(公共交通・シャトル案内)や駐車場・所要時間・館内回り方ガイドを分かりやすく提示し、来館前の不安を軽減する。
- 「福井ならではの展示ボリューム」「清潔でわかりやすい館内」をビジュアルで強調する。
📌 Marketing Insight: 主ターゲットは「家族連れ(特に小学生以下を含む家族)」と「30代を中心とした若年〜中年層」です。体験・学び・フォトジェニック性を前面に出したデジタル施策と、遠方から来る来訪者向けに宿泊連携や交通案内を強化することが効果的です。
6. 不便さの理由・施設要望・福井県への提案
不便な点(原データ)
- 野外のエリアもまわりたかったが、特に夏限定の対策などないと暑すぎて子連れには厳しそうだった。
- 事前予約の場合、当日、定員オーバーでもないのに、予定より早めの入場ができなかった。
- 車を用いない方法が無さすぎる
- 洋式トイレ、個室入口が狭い
- XRバス以外に、JR福井への直通バスがあれば嬉しい。
- 飲食店が少ない、閉店時間が早い
- 自家用車がないといきづらい
- 上の階層に移動する際、階段を使わなければならないところが多かった。あと、手洗い用の石鹸水の設置がないトイレがあったこと。
- トイレに石鹸液体がない事に驚いた。
- どう回るのが正解なのかよくわからなかった
- 交通が不便
- 入場時間制限
- 臨時駐車場から博物館までが遠い(シャトルバスがあったら良かった)
- 交通手段
- 駐車場までの道が片道1車線だったこと。
施設要望(原データ抜粋)
- 子連れ対応してくれそうな夜ごはん場所を探すのに苦労しました。そもそも夜までやっていないところが多く、お客さんも殺到して待てない子連れ旅行には大変でした。
- 発掘体験の容易さ
- ここでしか買えない系のお土産が充実していてとても良かったです!!
- 甘えび丼がとても美味しくて感動しました!厳選されたお土産が売ってるモダンなお店が増えたら消費も更に捗ると思いました。
- 館内レストランのメニューが高いのにレトルトの味。高くて見映えばかりで美味しくない。
- 強いて言えば、グッズは女の子の恐竜好きもいることを考慮してほしいです。特にTシャツ。
- もっと色々体験できる事が有れば良いと思いました
- 車に頼らない交通手段の充実
- 発掘した化石の欠片を販売してもらえると嬉しい。
- 恐竜の森から郵便を出すと、独自の消印スタンプを押してくれるみたいなやつがあると自分に郵便出そうかな~と思うかも
- 化石発掘体験室内にあればなぁ
- 限定商品も多く、楽しめました。
- 恐竜のおもちゃの割合が多く、職場や、家族のお土産になる選択肢が少なかった。
- キッチンカー、ソースカツ丼食べたかった!!
- もっと化石をお土産屋で売ってほしい。
福井県への提案(原データ抜粋)
- 恐竜=子連れターゲットとなるので、もう少し子連れ特化したものや工夫があると嬉しいなと思います。
- 自然が多いので、自然を生かしたアクティビティ
- 越前そば 日本酒 魚介類など
- さといもの料理や、ハヤカワのくるみはぶたい、美味しいカフェも入れて欲しいです。
- 毎回回りきれず、でもそれが戻ってきたい理由でもあるかもしれません!
- 冬に美味しい海鮮を食べに来たいです。
- 魚が新しく新鮮で美味しいかった お蕎麦もソースカツ丼も 食べ物も沢山あり 今度又 行った時に何を食べようか 楽しみがあります
- 自然との見せ方がよい
- 駅周辺に楽しい店や施設が少ない
- かに食べたい
- 福井県は今回で5回訪れました。食べ物も美味しく、伝統工芸品などお土産をよく購入します。これからも機会があれば、また、福井県に旅行に来たいと思っています。
- 観光施設での本格的な福井料理
- アスレチックなど、からだを動かせる施設
- 海鮮丼
- 福井県らしいお土産。また、地元の特産品など。
改善施策(原データに基づく提案・抜粋)
- 車を用いない方法が無さすぎる → XRバス以外に、JR福井への直通バス整備や臨時シャトルバスの運行を検討する(臨時駐車場連絡含む)。
- 飲食・夜間対応が少ない → 子連れ対応の夜営業時間延長・キッチンカー導入や地域飲食店との連携による夜間メニュー提供を促進する。
- 館内利便性(トイレ、動線、案内) → 洋式トイレ入口拡張や石鹸設置、館内回遊ガイドの明確化(おすすめ回遊ルート表示)を実施する。
- 発掘体験・お土産充実 → 発掘体験の予約・提供方法見直し、発掘で得た小片の販売、女性向けグッズや限定土産の拡充を行う。
- 階段・バリアフリー対応 → 階段利用箇所の改善やバリアフリー動線の整備を検討する。
- 観光連携(地域資源活用) → 地元の越前そば・海鮮・特産品を組み込んだセットプランや宿泊連携を推進する。
📌 Report: 不便点は主に「交通(公共交通の乏しさ)」「館内の利便性(トイレ・動線)」「飲食・土産の充実度」に集約されます。これらは来訪者の満足度向上と消費拡大に直結するため、駅・鉄道との直通バス整備や臨時シャトル導入、館内サービス改善、体験・土産の強化を優先的に実施することで、再訪促進と口コミ評価のさらなる向上が期待できます。