2025年10月16日更新 - あわら湯のまちアンケート分析
分析期間: 2025年09月01日〜30日
1. アンケート回答数(前年比)
| 今年 | 前年 | 変化率 |
|---|---|---|
| 167 | 194 | -13.92% |
📌 Report: 回答数は前年同期の194件から167件に減少し、-13.92%のマイナスとなっています。短期的には回復傾向が見られないため、集客・調査回収施策の強化や回答促進施策の検討が必要と考えられます。
都道府県分布
| 都道府県 | 今年 | 前年 | 変化率 |
|---|---|---|---|
| 三重県 | 4 | 5 | -20.0% |
| 京都府 | 8 | 3 | 166.67% |
| 佐賀県 | 0 | 1 | -100.0% |
| 兵庫県 | 12 | 12 | 0.0% |
| 北海道 | 4 | 1 | 300.0% |
| 千葉県 | 3 | 3 | 0.0% |
| 和歌山県 | 1 | 0 | N/A |
| 埼玉県 | 1 | 7 | -85.71% |
| 大阪府 | 17 | 23 | -26.09% |
| 奈良県 | 2 | 6 | -66.67% |
| 富山県 | 8 | 10 | -20.0% |
| 山形県 | 0 | 1 | -100.0% |
| 岐阜県 | 11 | 8 | 37.5% |
| 岡山県 | 1 | 0 | N/A |
| 島根県 | 1 | 0 | N/A |
| 徳島県 | 1 | 0 | N/A |
| 愛媛県 | 0 | 0 | N/A |
| 愛知県 | 14 | 19 | -26.32% |
| 新潟県 | 1 | 1 | 0.0% |
| 東京都 | 15 | 15 | 0.0% |
| 栃木県 | 0 | 0 | N/A |
| 沖縄県 | 0 | 2 | -100.0% |
| 滋賀県 | 4 | 10 | -60.0% |
| 石川県 | 12 | 9 | 33.33% |
| 神奈川県 | 6 | 14 | -57.14% |
| 福井県 | 29 | 24 | 20.83% |
| 福岡県 | 0 | 1 | -100.0% |
| 福島県 | 3 | 0 | N/A |
| 群馬県 | 0 | 2 | -100.0% |
| 茨城県 | 2 | 2 | 0.0% |
| 長野県 | 3 | 6 | -50.0% |
| 静岡県 | 1 | 5 | -80.0% |
| 香川県 | 2 | 3 | -33.33% |
| 鳥取県 | 1 | 0 | N/A |
| 鹿児島県 | 0 | 1 | -100.0% |
📌 Report: 福井県からの回答が29件(前年24件、+20.83%)と最も多く、地元来訪者の比率が高い一方、関西・東海圏(大阪府・愛知県・神奈川県など)からの回答は減少傾向が目立ちます。京都府や北海道など一部地域で増加が見られるため、地域別の流入変化に応じたプロモーションの再配分が有効です。
市町村上位30
| 市町村 | 今年 | 前年 | 変化率 |
|---|---|---|---|
| 坂井市 | 14 | 9 | 55.56% |
| 福井市 | 6 | 7 | -14.29% |
| 金沢市 | 5 | 3 | 66.67% |
| 富山市 | 4 | 6 | -33.33% |
| 能美市 | 4 | 2 | 100.0% |
| 岐阜市 | 3 | 2 | 50.0% |
| 新宿区 | 3 | 0 | N/A |
| 瑞穂市 | 3 | 0 | N/A |
| 高岡市 | 3 | 3 | 0.0% |
| 高槻市 | 3 | 3 | 0.0% |
| 丹波篠山市 | 2 | 1 | 100.0% |
| 交野市 | 2 | 0 | N/A |
| 京都市左京区 | 2 | 0 | N/A |
| 名古屋市名東区 | 2 | 1 | 100.0% |
| 名古屋市西区 | 2 | 0 | N/A |
| 吹田市 | 2 | 3 | -33.33% |
| 大津市 | 2 | 4 | -50.0% |
| 小松市 | 2 | 0 | N/A |
| 岡崎市 | 2 | 0 | N/A |
| 川崎市幸区 | 2 | 0 | N/A |
| 敦賀市 | 2 | 0 | N/A |
| 流山市 | 2 | 1 | 100.0% |
| 町田市 | 2 | 0 | N/A |
| 神戸市西区 | 2 | 1 | 100.0% |
| 茨木市 | 2 | 0 | N/A |
| 草津市 | 2 | 1 | 100.0% |
| 鯖江市 | 2 | 0 | N/A |
| あきる野市 | 1 | 0 | N/A |
| あわら市 | 1 | 2 | -50.0% |
| いわき市 | 1 | 0 | N/A |
📌 Report: 坂井市がトップ(14件、前年9件)で+55.56%と増加し、地元市町村からの回答が強いです。金沢市・能美市・岐阜市など近隣県からの増加も確認でき、広域観光圏での訴求効果が見られます。一方、福井市や富山市、あわら市など一部で減少しており、地域別の案内や誘導施策の検討が望まれます。
年代分布
| 年代 | 今年 | 前年 | 変化率 |
|---|---|---|---|
| 10代 | 0 | 2 | -100.0% |
| 10歳未満 | 0 | 0 | N/A |
| 20代 | 18 | 28 | -35.71% |
| 30代 | 34 | 31 | 9.68% |
| 40代 | 23 | 33 | -30.3% |
| 50代 | 44 | 43 | 2.33% |
| 60代 | 28 | 45 | -37.78% |
| 70代 | 18 | 12 | 50.0% |
| 80歳以上 | 2 | 0 | N/A |
📌 Report: 50代・30代が比較的多く、50代は前年ほぼ横ばい(44 vs 43)、30代は微増です。20代・40代・60代で大幅減少が見られ、世代別に異なる訴求が必要です。70代は増加(+50.0%)しており、高齢層向けの受入れ強化も有効です。
同行者分布
| 同行者 | 今年 | 前年 | 変化率 |
|---|---|---|---|
| 30台の息子と、私(母) | 0 | 1 | -100.0% |
| その他 | 1 | 0 | N/A |
| その他家族 | 24 | 27 | -11.11% |
| 中学生以上連れの家族 | 12 | 7 | 71.43% |
| 友人 | 6 | 13 | -53.85% |
| 団体旅行 | 4 | 5 | -20.0% |
| 夫婦2人 | 53 | 63 | -15.87% |
| 夫婦2人と母親の3人 | 1 | 0 | N/A |
| 夫婦、親、兄弟 | 0 | 0 | N/A |
| 妻、義母 | 0 | 1 | -100.0% |
| 娘 | 0 | 1 | -100.0% |
| 学校関係(修学旅行・社会科見学等) | 1 | 0 | N/A |
| 家族6人 | 0 | 0 | N/A |
| 家族三世代 | 1 | 0 | N/A |
| 小学生以下連れの家族 | 17 | 24 | -29.17% |
| 恋人 | 15 | 11 | 36.36% |
| 義両親と妻子 | 0 | 0 | N/A |
| 職場の同僚 | 4 | 3 | 33.33% |
| 自分ひとり | 9 | 13 | -30.77% |
| 親 | 19 | 24 | -20.83% |
| 親と妹 | 0 | 1 | -100.0% |
📌 Report: 夫婦2人の来訪が最多(53件)ですが前年から減少、恋人や中学生以上連れの家族、職場の同僚などは増加傾向があり、若年層のカップル需要や教育・職場関連の小規模グループ需要が見えます。小学生以下連れの家族は減少しており、子連れ向け施策の見直しが必要です。
3. 推奨度(NPS)分析(前年比)
3.1 NPS(推奨意向)スコア
| 当月 | 先月 | 昨年同期 |
|---|---|---|
| 38.32 | 33.6 | 38.66 |
先月比: +4.72ポイント
昨年同期比: -0.34ポイント
📌 Report: 当月のNPSは38.32で、先月から+4.72ポイントの改善が見られます。一方で昨年同期の38.66からは-0.34ポイントとほぼ横ばいであり、短期的には先月比で顧客推薦意向が回復傾向にあるものの、年間ベースでは大きな変化はありません。
3.2 推奨者・中立者・批判者の内訳
| カテゴリ | 今年 | 前年 | 変化率 |
|---|---|---|---|
| 推奨者(9–10点) | 88 | 98 | -10.2% |
| 受動者(7–8点) | 55 | 73 | -24.66% |
| 批判者(0–6点) | 24 | 23 | 4.35% |
📌 Report: 推奨者数は前年98件→当月88件で-10.2%と減少、受動者は大幅に減少(-24.66%)しています。批判者は微増(+4.35%)で留まっており、総じて推奨層の割合は若干圧迫されています。NPSスコアが先月比で改善している点は、推奨者比率の維持または受動者の推奨化施策が奏功している可能性が示唆されますが、推奨者数の前年割れは長期的な改善策が必要です。
4. 平均消費額(前年比)
| 先月 | 前年同期 | 変化率 |
|---|---|---|
| 15,095 | 17,134 | -12% |
📌 Report: 平均消費額は17,134円から15,095円へと-12%の減少です。消費単価の低下は観光消費全体に影響するため、飲食・土産・体験等のアップセル施策や高付加価値商品の訴求が重要です。
5. 推奨コメントに関する口コミ分析とマーケティング活用ポイント
-
高評価コメントの傾向
- 東尋坊・芦原温泉の組合せ(日帰りで堪能できる点)や温泉の質、宿の清潔感・料理の評価が高い点が目立つ。
- スタッフ対応(ベテランや外国人スタッフ含む)や接遇の良さ、写真サービス、駅付近のキッズ設備などサービス面の評価が高い。
- 恐竜博物館、VRバス、足湯、屋外景観(景色・空気)の癒し効果に対する評価が多い。
- 食の評価では「美味しい」「海鮮」がキーワードとして頻出。
-
SNS施策
- 東尋坊の船や芦原温泉の足湯、恐竜博物館の体験(VRバス等)を短尺動画(Reels/TikTok)で「体験感」を強調して配信する。
- スタッフの笑顔や接遇シーン、写真サービスのビフォーアフターを用いたUGC投稿促進キャンペーンを実施する。
- 「朝の景色×食」の早朝プラン紹介や地元食材の調理シーンをストーリーで日常からの“非日常”を演出する。
-
キャッチコピー案
- 「東尋坊+芦原温泉で、日帰りでも深呼吸できる旅へ」
- 「地元の味と温泉で、心もお腹も満たされる福井時間」
- 「恐竜も温泉も—体験でつながる家族の思い出」
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Web・パンフレット訴求ポイント
- トップに「日帰りモデルコース(東尋坊+温泉+恐竜博物館)」を写真付きで掲載し、所要時間・交通手段・子連れ・高齢者向けの利便性情報を明示する。
- 「スタッフの声」「実際に撮影した写真」「キッズ設備の紹介」をセクション化して安心感を訴求する。
- 食に関する具体的メニューや地元産品(谷口屋のあげなど)の紹介、試食・土産コーナー情報を強化する。
-
📌 Marketing Insight: ターゲット層への訴求戦略
- 夫婦・カップル層(30代~50代)には「温泉と食のペアリング」「写真映えスポット」を強調した体験商品を訴求する。
- ファミリー層(小学生連れ含む)には、キッズ向け設備・体験・恐竜博物館連携の「体験パッケージ」を前面に打ち出す。
- 高齢層(70代増加を踏まえ)には、バリアフリー情報・送迎サービス・ゆったり過ごせるプランを明示して安心を提供する。
- 地域外(京都・金沢など増加地域)に対しては、近隣都市からのアクセス利便・日帰り提案で再来訪を促進する。
6. 不便さの理由・施設要望・福井県への提案
-
不便な点(原データ)
- レンタカーが不足し、タクシーもすぐにつかまらないため、予約していないと移動が不便であるという指摘。
- 道路が狭く曲がりくねっている箇所があり、慣れない訪問者には運転が難しいという声。
- 駅からの距離や駅から少し遠い施設があり、アクセス面で不便を感じる旨のコメント。
- コンビニや昼食場所が少ない、飲食店が少ない、時間を潰せる場所がない、夜道がわかりにくい等の指摘。
- 一部で踏切や慣れない道で戸惑うとの意見がある。
-
施設要望(原データ)
- ホテル食事は量より質を高めてほしい、日帰り入浴利用希望、郷土料理や方言に触れる体験希望。
- お土産の試食コーナー設置要望。
- キッズメニューの栄養バランス改善希望(量より質)。
- 地元ならではの伝統工芸品やお米を活かした商品(焼きおにぎり等)の展開希望。
- 朝早くから営業する飲食店や、ランチの充実を求める声。
- 道の駅等の価格感・お得感への不満や評価の差への指摘。
- 一部回答に「現状のままで十分」「特に無し」と肯定的な意見も含まれる。
-
福井県への提案(原データ)
- 東尋坊周辺の海鮮店舗の充実が評価されており、さらに情報発信してほしいとの要望。
- 新幹線開業に伴う駅ナカ・駅前施設のラインナップ変化に関する声(かつての取扱商品の復活希望など)。
- 恐竜博物館や永平寺などの観光資源を活かした周遊提案、夏季のプール等季節需要の訴求。
- 地元産の本物志向商品(昔からある地元のもの)をより強くアピールしてほしいという提案。
- ご当地キャラやコラボ等、地域ブランディング強化の要望。
- 新幹線による利便性向上を享受しつつ、福井らしさを失わないでほしいという意見。
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否定的コメントクラスタおよび改善提案まとめ(原データに基づく要約)
- 否定的クラスタとしては、利用していない・わからない等の無回答系と、具体的改善を求める食・店舗・利便性に関する指摘が混在。
- 改善提案の中では「飲食店(特に朝・ランチ)」の充実、土産の魅力向上、体験型コンテンツ(恐竜博物館関連等)、交通利便性の改善(レンタカー・送迎・タクシー確保)の優先度が高い。
📌 Report: 原データの不便点・要望は「アクセス(車・駅)」「飲食・土産の充実」「宿泊サービス(食の質、キッズ対応)」に集中しています。これらは観光満足度と消費額に直結するため、短中期的にはアクセス改善(送迎・タクシー呼出し支援等)、飲食店舗の早朝・ランチ展開支援、土産の試食導入や地元商品のセレクト強化を優先的に検討すると効果が期待できます。
詳しくは下記のダッシュボードよりご確認くださいませ。
福井県観光アンケート オープンデータ簡易分析
https://code4fukui.github.io/fukui-kanko-stat/
FTAS_分析ダッシュボード
https://public.tableau.com/app/profile/sama.shibuya/viz/FTAS__17225000483860/sheet0
HAPPINESSキャンペーンアンケート分析
https://basicmath.jp/kankodx/index.php